婚外恋愛やセカンドパートナーといった言葉が生まれる中で、『浮気公認夫婦』という言葉も誕生しました。
名の通り、お互いに合意を持って夫婦関係以外の自由恋愛を認めることです。
この背景には、パートナーとの関係をよりオープンにしつつ、お互いに恋愛や性的な自由を認め合うことで、より健全な夫婦関係を築こうとしている心理が関係しています。
多様性の時代ですから、『新しい夫婦の形』として浮気公認夫婦が増えているのです。
ただ、現実問題として浮気公認夫婦になるためには様々なハードルがあります。
本記事では浮気公認夫婦になるための完全ガイドとして、進め方や法律的な問題・解決策も含めて解説します。
- 浮気公認夫婦は合意形成が最も重要
- 進め方を間違えると離婚や訴訟にもなりかねない
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浮気公認夫婦になるための完全ガイド
浮気公認夫婦と聞くと、「夫婦関係が破綻している」「家族関係が破綻し、お互いに興味がなくなっている」といったネガティブなイメージがありますよね。
ただ、そういった夫婦は公認というよりも互いの配偶者には内緒で相手を作っていることがほとんど。
むしろ浮気公認夫婦は、お互いに恋愛や性的な自由を認め合うことで、夫婦関係を維持もしくは良くしようとするパターンがほとんどです。
浮気公認夫婦のメリット
浮気公認夫婦のメリットとして、この3つが挙げられます。
遺産相続権と社会保障サービスは引き続き受けられる
浮気公認夫婦とはいえ、法律的な関係性は夫婦のまま。
そのためお互いの法律的なメリットはそのまま享受できます。
生々しい話ではありますが、遺産の相続権や扶養に入るなどといった社会保障サービスも引き続き受けられるのはメリットですよね。
家族としての認知
法律的な関係性だけではありません。
やはり離婚をすると、周囲の目も気になるものです。
特に住んでいる地域によっては、「あそこのお家離婚したんですって……」とコソコソと噂されてしまうことも。
浮気公認夫婦なら、夫婦関係は継続しているのでそのような話とは無縁です！
また、お互いの混み入った事情から離婚できないこともありますが、その場合でも夫婦関係は継続しているため周囲からは家族として認知されます。
配偶者との不仲改善
意外に思われがちですが、浮気公認夫婦になることで、配偶者との関係が改善したとの声もあります。
よくあるのが、性行為関係です。
お互いが満足する頻度やタイミングで性行為を行えず、配偶者に対して不満を抱えそれが日常に表出してしまうというもの。
しかし、お互いが自由恋愛を楽しむことでそれらの不満を外で発散でき、配偶者への不満が消えて関係性が良くなるんです。
外で発散できるため、ストレスも減り精神的にも余裕が出てきます。
浮気公認夫婦になるための条件
浮気公認夫婦になるためには、欠かせない3つの条件があります。
夫婦間での合意が必要
まず、浮気公認夫婦になるためには夫婦間の合意は絶対に必要です。
合意がない浮気はただの不貞となり、どんな言い分となっても夫婦間に亀裂が入ることは間違いありません。
必ず合意形成の場を設け、明確なルール作りまでしておくことをオススメします。
可能であれば書面もしくは音声や動画といった物的な証明品を残しておくようにしましょう。
お互いの自由恋愛を受け入れる
浮気公認夫婦になったのであれば、お互いの自由恋愛を受け入れなくてはなりません。
配偶者だけ、もしくは自分だけが一方的に新しいパートナーと楽しむのではなく、お互いにパートナーを形成することで、余計な嫉妬や不安の感情を上手に発散できます。
もし相手がいないのであれば、既婚者マッチングサービスを使うとよいでしょう。
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後腐れない関係を求めている方や精神的に落ち着いた相手と気軽なやり取りや逢瀬を楽しめますよ。
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夫婦間のコミュニケーションも大切にする
浮気公認夫婦が陥りがちなのが、夫婦間のコミュニケーション不足です。
新しいパートナーとの時間が増えれば、それだけ配偶者との時間も減ってしまいます。
そのことから、関係性を改善するための浮気公認夫婦がどんどん悪い方向に進んでいってしまうのです。
どんな場合でも、夫婦間のコミュニケーションを大切にして、夫婦関係の維持もしくは改善に努めましょうね。
浮気公認夫婦が直面する課題と解決策
冒頭でもお伝えした通り、浮気公認夫婦になるためには配偶者との関係性やトラブルが起きないようなルール作りが重要になります。
ここのルール作りが甘いと、夫婦関係が崩壊し修復が非常に困難です。
また、お互いの感情が傷つき最終的に望まぬ結果になってしまうことも……。
早速ルール作りのコツを見ていきましょう。
浮気公認夫婦になるためのルール作り
浮気公認夫婦になるためには、まず絶対的なルールを作りましょう。
- それぞれ自由恋愛を楽しむ
片方だけではダメ。必ずお互いが楽しむことが重要です。 - どこまでが許されるのか、また許されないのかを明確にする
手を繋ぐ、抱き締める、キスや性行為といった許される範囲を明確にしましょう。また性行為も許されるのであれば、避妊は必ず行うなど。 - 外出の頻度や期間
夫婦間で平等になるよう、自由恋愛を楽しむ時間を決めておきましょう。例えば月水金の12時〜16時までは妻、19時〜23時は夫のように時間を割り振ることで、トラブルが起きにくくなります。加えて旅行の可否も決めておくと良いですね。 - 浮気相手を紹介する機会を設ける
お互いの浮気相手を紹介しないと浮気公認夫婦になれません。必ず紹介しましょう。 - 浮気による離婚は言い出さない
浮気公認夫婦の課題とも言えるのですが、自由恋愛を楽しむことでそれぞれ新しいパートナーに気持ちが移ってしまい夫婦関係を解消するケースもあります。これでは浮気公認夫婦とは言えません。自由恋愛による離婚は切り出さないというルールも作っておきましょう。
また、一番重要な問題が残っています。
それは『いつ浮気公認夫婦の話を切り出すか』ということです。
ズバリ、お互いへの不満が溜まってきていると感じたタイミングがベストでしょう。
お互いの不満は、夫婦関係でないとできないことを話題として出すと、浮気公認夫婦へのきっかけとなります。
- 性行為への不満
- 育児への不満
- 介護への不満
これらの不満は家族特有のものなので、これらを話す中で引き合いとして公認夫婦の話題を話すと良いでしょう。
もしくは相手が浮気している事実などが確認できれば、それを引き合いに出して話しても良いですね。
とにかく、浮気公認夫婦になるためには正当な不満と明確なルール作りがとても大切です。
ルール違反への対策方法
ルールが作れたら、それを破ったときの対策方法もあらかじめ決めておくことで、夫婦間のトラブルを防げます。
例えば「離婚を切り出された場合」や「浮気相手との間に子どもができた場合」などが検討しておくべき項目ですね。
夫婦間でよく話し合って決めてください。
浮気公認夫婦になることで生活に彩りが出ることも
浮気公認夫婦は、決してネガティブなものではありません。
ある意味、現代における一つの夫婦の形です。
浮気公認夫婦の形をとることで、ストレスを上手に発散でき夫婦関係が改善するケースもあります。
夫婦関係が悪くなったからといって、すぐに離婚を切り出すのではなく、新しい夫婦の形を模索できると良いですね。
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